「小さないのち」日々のささやき--いつまでも納骨できない理由
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坂下裕子の不定期日記 日々のささやき
小さないのちの取り組み
立石由香から事務局だより
Pfizer
2017年11月07日
いつまでも納骨できない理由
子どものお骨が、どうしても納骨できない
という話は、あたりまえに、日々耳にしているが
(自分と一緒に入ると決めている、とか)
わが家では、親のお骨ができないままになっている。

理由は兄。
父と母を別れさせたいと、言い続けている。
これ、骨と骨の話。

兄とは年が離れているので
私が知らないことを、いろいろと、兄は知っている。

兄は、母の実家から幼稚園に通っていた記憶があるらしく
つまり、これは、両親の別居のことで
兄と私の年が離れているのには
どうも、そのへんの理由があるらしい。

どう折り合いのつけて、母が自宅に戻ったのか
そこまでは兄も知らないようだが
折り合いをつけてくれたお陰で、私は生まれてくることができ
あやういところだった。

確かに、私の目から見ても、父と母は
よく別れずにいるなあと、思っていた。

案の定、母に認知症の傾向が見られたとき
まっさきに父のことを忘れ
だれ?とか言ってた。

兄にしてみれば
よく、さいごまで辛抱した
もう解放してあげよう
ということらしいが、
え?いまさら?
同じ墓地に、墓をもう1つって、ヘンでしょう。

この話、いつまで経っても平行線。
そこで、私は、別の案をもちかけた。

今ある墓も、おしまいにしましょう。
お骨は、どこか、永代供養をしてくれるお寺に
持っていきましょう。

案外あっさりと、それはいい考えだ!
と兄は言ったものの、
父はどこの寺にするか?母はどこの寺にするか?
考えると言って、きょうの話は終わった。

やっぱり分けるのか・・・
そこは、どうしても、譲れないのかい。