「小さないのち」日々のささやき--カラダにいいこと、しています。
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坂下裕子の不定期日記 日々のささやき
小さないのちの取り組み
立石由香から事務局だより
Pfizer
2017年10月25日
カラダにいいこと、しています。
カラダとココロに良いこと、しよう。
とよく人に言うので、自分も、と
よくよく考えて、エステに行くようになった。

冬も夏も、スキーで、紫外線を照り付けてしまうので
カラダのためには、これがいいと考えた。

ココロのためにも、
ひと時、何も考えず、ぼーっとできると考えた。

ところが、だ。
担当の女性は(たぶん私と同世代)
3人の子の話、旦那の話、飼い猫の話、アルバイト先の話、、、
絶え間なく聴かせてくれる。

私、思い切って言った。
「ここにいる間だけ、日常から解き放たれています」。

そしたら、
そうなんですね!と
一昨日の台風の話、ひとしきり。

寝たふりは、通用しない。
もともと目はつむっているから。

イビキでもかいちゃおうか、と思ったが、
暴風雨の最中、娘を迎えに行く話が、すさまじかったので、
「ご主人に行ってもらえなかったんですか?」
と、思わず尋ねたところ・・・・

「主人、いないんです」

え???
いつも登場してるよね?
子どもたちはパパが大好き、とか。

「主人ね、若年性のアルツハイマーで、施設にいるんです」

暑いほどの明るさは、何に照らされているんだろう・・・
アルバイトに行けるくらい、元気余ってるんですねー
なんて、先日、言ってしまった・・・

ご主人のこと、話してくれるだけ聴いて
「そうだったんですね」だけ言った。

「いやなこと聞いちゃってごめんなさいね」
みたいなことは、言わなかった。

「女の子?いたんですけどね、亡くなったんです」
とか話したとき、私も、よく相手からそう言われ
「別にいやなことじゃないですよ」「いい話ですよ」
って言うのもヘンだから、言わないけれど
打ち明けたばっかりに、謝られる、みたいな流れは
しんどいな、と思っているから。

その人の話が終わって
長い無言があって
マッサージの手だけが動いていて
それでよかったように思う。

静けさは、ココロにもいい。