「小さないのち」病児遺族グループの部屋--健吾くん
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Pfizer
健吾くん

健吾のことを知ってください。
晶子体過形成遺残という病気のため
右失明、左光覚程度の視力。
数年後の検査で左は0.01くらいはあると分かった。
3歳になってやっと歩くことができた。
4歳、保育園に入り、やさしい友だちや理解ある先生との出会いがあり
楽しく2年間を過ごした。
養護学校も喜んで通学した。
学校中の人気者だったらしい。誰にでも寄って行く人なつこい子だったから。

太陽の光が好きで、いつも空を見て手をかざしていた。
ブランコが大好きで、いつまでものりたがった。
音楽が大好きで、CDを頭だしでお気に入りを見つけては聴いていた。
音楽にはちょっとうるさいほうだった。

言葉を話せたら、どんなことを言ってくれたのかな?
ポーテージ指導の先生に
「4年生くらいには言葉が出るようになるかな」
と言われていたので、楽しみにしていた。
最初はやっぱり「ママ!」と言ってくれるかな?などと…
そんな7歳の1月、あっという間に天使になってしまった。

短かったけれど、いろんな人との出会いと経験ができたことは
君にとっても、私たちにとっても、貴重な財産となり
この財産をいつまでも心に大切にしまっておきたい。

たくさんの思い出をありがとう!

   君には何が見えていたの
   君には何が聴こえていたの
   それを知ることは もうできない
   でも たしかなことは
   君の笑顔は世界一だったということ
   そして君と過ごせた時間は
   かけがえのないものだったということ
   君との出会いのおかげで
   よろこびも
   かなしみも
   さみしさも
   つらさも
   すべてが心の栄養となって
   やさしさを生み出すことを知ったよ
   君にもらったこのやさしさを
   みんなにわけてあげるからね。