「小さないのち」病児遺族グループの部屋--れなちゃん
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れなちゃん
 れなは、とても愛嬌があり、人見知りはほとんどしなかったので、いろんな人に抱っこしてもらいました。笑ってる顔しか知らないと言われるくらいです。わたしの口を真似て、あ・い・う・え・お が言えたり、お姉ちゃんを真似て、ドレミちゃんの変身ポーズもできました。トトロが大好きで、絵本やビデオをよく見ていました。ほんとうに手がかからない子でした。

 まだ亡くなって9ヶ月なのに、れなとの思い出がどんどん薄れていくようで、ほんとうに存在していたのかな?と不安になります。抱っこの質感とか重さは、2ヶ月目くらいから思い出せなくなっていました。遺骨のふたを開けてみて、「いたんだ」と再確認したりします。

あれだけ愛情をくれた子なのに、すごく薄情な親に思えます。可愛くて可愛くて、しかたなかったのに…。

 今は悲しみに蓋をしてしまっているのか、泣く事は少なくなりましたが、笑う事もできず、ただ日々を過ごしているだけです。

何の為に生きているのか分からず、色々本を読んだり、HPを見たりして生きていく術を模索中です。

 れながいなくなった悲しみのうえに、さらにつらいことは、上の子を可愛がれなくなっていることです。「こんなことで叱らなくてもいいのに」「妹を亡くしてこの子もつらいのに」と、親の愛情までなくしたようで、泣けてくることがよくあります。

れながいないイライラが子どもにいってるのか、最初から玲奈のほうが可愛かったのか、と悩んでいたのですが、子どもを亡くしたあと、きょうだいを(以前のように)愛せずに苦しむ人が少なくないことを知って、少し安心しました。

上の子とはこれからもずっと一緒にいれるので、あせらず、時間をかけて親子の関係を育てていけばいいと思うことにします。

れなちゃんお写真



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 れなちゃんは、平成15年7月に原因不明の急性脳症で亡くなりました。

前日は、鼻水が少し出ていただけで、熱もなく、まったくいつもと同じように過ごして眠りについたのに、朝、おかあさんが気づいたときには、すでにお布団の上で冷たく、かたく…。

 きょう坂下宅をおかあさんが訪ねて話してくださいました。